ここまで劇的な展開が本当に有り得るのでしょうか。
最後は言葉が出ないぐらいの衝撃的な幕切れでした。
スタート直前に一時的に降った大雨。
それが結果的にハミルトンを苦しめる展開に。
それでもギリギリの線で踏みとどまり、チャンピオン決めたかに見えた。
残り2周になるまでは。
ベッテルに抜かれてもはや万事休すのところで、
まさかのグロックの失速。
マッサ陣営はチャンピオン取ったと思い喜ぶのは数秒間。
ハミルトン5位でポイント差1ポイントでワールドチャンピオン決定。
こんな衝撃的な最後は、記憶にないぐらい凄かった。
優勝したのに悔し涙を流すマッサの姿は胸に来るものがあった。
マッサが誇っていいのは、雨という不確定要素がありながらも、
その中で完璧なレースをやって、優勝したこと。
自分が出来ることは限界までやった上、後はハミルトン次第。
これでチャンピオンになれなかったのだから、それはもう仕方がない。
今年は5人も優勝者を出して、大混戦の1年でしたね。
その分、見てて本当におもしろいシーズンだった。
スーパーアグリの撤退という残念なニュースもあった年だった。
ベッテルという恐るべきドライバーも出てきた。
アロンソのドライビングテクニックは抜きん出てることも思い知らされた。
来年はどうなることやら、非常に楽しみです。(^^)