小説「半分の月がのぼる空7」を読み終わりました。
6で完全に完結したはずなのに、なぜ7なんだろう、と思ってたけど、
あくまでサイドストーリーであって、時系列的にはまだ入院してた頃の話でした。
それにしても、この人の書く文章はどうしてここまで私の心を捉えるのか。
何でもない出来事なんだけど、すごく心が熱くなる。
特に、夏目と小夜子さんのやり取りは、もうこちらが恥ずかしくなるぐらい。
それでいて、驚くほど心が温かくなる。こういう関係、憧れますね。(^^)
今回は亜希子さんの話が多かったですね。
何か亜希子さんの魅力がものすごい引き出されてるみたい。
男っぽい態度を取りながらも内心は凄く女らしいところがあって、
この辺もなんか読んでて微笑ましくなりました。(^^)
この作品はこれ以上続けるべきではない、という向きもありますが、
私はこの人の文章が好きであり、この作品が好きであり、まだまだ読みたい。
こういう形であればまだ続けることも可能であろう。
8月に出るという8巻も凄く期待して待っていますよ。(^^)