届けたいメロ!
劇場版「響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」を観てきました。
泣くところを見られたくないので1席空けてチケットを予約してるのに、
わざわざその間の席を買う嫌がらせはやめてもらいたい。
確かに、音響的なことを考えて真ん中の席を選んでしまったんだけどさ。
深いネタバレは書かないけど、ちょっとしたネタバレは書くので、
これから観に行こうと思ってる人は読み飛ばしてくれると嬉しい。
もうね、出だしから涙腺崩壊とか、あすか先輩の子供時代から始まるのは卑怯だよ。
このシーンがどれだけ重要なのか、TV版見た人なら分かってるもんね。
TV版2期の総集編という話でしたが、もう気持ち良いぐらい割り切ってます。
全編、あすか先輩の話です。即ち、2期の6話以降、全国大会出場決定以降オンリー。
6話以降でも、あすか先輩絡み以外の話は、もうざっくりとなくなってます。
それだけざっくり切ったのに、かなりの追加シーンがあります。
2期を見終わった感想として、ちょっと早足だった、ということを書きましたが、
あすか先輩の話に集中して、かなり肉付けされてじっくり描かれています。
なるほど、本来はこれぐらいやりたかったけど、
13話という制限上、仕方がなかったということなんだろうな。
そして、やはり劇場で観るべきシーンは、演奏シーン。
映画館の素晴らしい音響での演奏シーンはやっぱりシビれました。
前回の劇場版と同じく、演奏シーンはかなり追加されています。
2期で衝撃的な演出だった、全国大会での演奏シーン全カット、
劇場版ではフル演奏が聴けます。もうこれだけでも観る価値あり。
逆に、劇場版では卒部式での演奏は全カットでしたが。(^^;
そしてエンディングは想像通り、サウンドスケープの吹奏楽バージョン。
前回の劇場版のDREAM SOLISTERも良かったけど、こちらも素晴らしい。
確かに総集編ではあるんですが、大胆にカットされて、
大胆に肉付けされて、ただの総集編で終わらせない辺りは、
さすがは京アニと言ったところでしょうか。
ユーフォ好きなら絶対に観に行くべきだと思いますヨ。(^^)