昨日は映画版の「もしドラ」を見に行きました。
原作も読んでるし、アニメ版も見てる最中なんだけど、
何だかんだ言ってもこの話が好きなので。(^^)
AKB絡みで語られることの多い映画版ですが、
正直、キャストに関しては見事と言うしかありません。
ヒロインのみなみ役の前田敦子も、文乃役の峰岸みなみも、
キャラクターのイメージからするとピッタリ。
一番違和感のありそうな監督役の大泉洋も、
初期の弱気なダメ監督としても、その後の活躍する監督としても、
あまりに見事で、このキャストを選んだ人は凄い。
正直、原作ありきで考えると、違和感があるのも事実。
文乃は最初はもっと弱気だったと思うし、
肝心の「ドラッカー」の格言があんまり出てこないのもどうかな、と思うし、
2時間という時間に収めるために、話を取捨選択してる感じ。
むしろ、原作にこだわるのであれば、アニメ版を見るべきでしょう。
でも、押さえる点はしっかり押さえてあるので、個人的には合格点。
原作を読んでない人が見たら何の違和感もないでしょう。
この作品で私が一番好きなシーンがあるんですが、
監督が「フォアボールを出したくて出すピッチャーはいないんだ!」と叫ぶシーン、
原作でもアニメ版でも感動したけど、劇場版が一番強く感動した。
そしてラスト前の夕紀が・・・のシーン、本気で涙が止まらなかった。
私が原作を読み終わったときの感想日記
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1577735330&owner_id=156979
「最後のオチは卑怯」って書いてるけど、やっぱり卑怯だよね。
こんな展開されて泣かない訳ないもの。(^^;
実写化でも、白けさせるどころか、マジ泣きさせられた辺り、文句なし。
アニメ版では肝心の野球のシーンに違和感が多々あったんだけど、
劇場版はその辺の描写が凄くリアル。本当に「高校野球」の雰囲気。
唯一、劇場版に文句付けるとすれば、本屋でのシーン。
本当に茶番劇で、全くの蛇足。せっかくの良い雰囲気をぶち壊し。
何でわざわざ原作にないこんな無駄なシーンを追加したのか分からない。
これさえなかったら、満点あげられたのになあ、惜しすぎる。
AKB云々は抜きにして、ちょっとでも興味あるならぜひ見に行くべきです。
本当に感動できると思うので、周りを気にせずマジ泣きするのがオススメです。(笑)
映画館:広島バルト11
日時:6/4(土) 21:30~
料金:1,200円(レイトショー)
同伴者:まぁしゃさん
自己評価:★★★★☆(5点中4点)