PS2版「夜明け前より瑠璃色な」、夜明け前より瑠璃色な編、
即ち、フィーナルート最終章が終わりました。
基本的にはPC版と全く同じで、細かな部分に追記が入ってました。
特にエステルが絡む辺りはオリジナルでしたが、
すごく自然に話が挿入されていて、不自然さは全くありませんでした。
それどころか、きちんと物語が広がっていて大満足でした。
遺跡から飛び立つ時のカレンの助太刀のシーンでは、
Lapis Lazuliが流れた瞬間に涙が止まらなくなりました。
やはりこのシーンは最高だと思いますよ。
PS2版ではOPがLapis Lazuliではないのでどうなるのかと思ったけど、
しっかりとこの曲がボーカル付きで流れたので安心しました。
このゲームの私が好きなシーン、ベスト3を挙げろと言われると、
1位 遺跡から飛び立つ時のカレンの助太刀
2位 フィーナと剣術で勝負した後のカレンのセリフ
3位 フィーナが王宮で自分の意見を突き通す
やっぱりこの3つになってしまいますね。
上位2つがカレンとか、どんだけカレン好きなんだよ、と言われそうですが。(笑)
今回もカレンルートが用意されなかったのはホント残念です。
でもPS2版をやって思ったのは、エステルが予想以上に良かった。
正直、新キャラ追加と聞いた時には全然期待してなかったんですよ。
余計なことしなくてもいいのに、とすら思っていた。
でも実際にやってみて、エステルというキャラのおもしろさ、
そして教団としての立場、月人としての立場が描かれることによって、
この作品の世界観が大きく広がったこと。
好きなシーンの4位として、「エステルが心を開いていく」
即ち、エステルルート全体を挙げたいぐらいです。ホント良かった。(^^)
さて、夜明け前より瑠璃色な編が終わってタイトルに戻ってみると、
PC版でもお馴染みの「おまけ」が追加されていました。
PC版では確か各ルートをクリアする度に追加されてた気がするんですが、
PS2版は全てクリアした後に一気に出てくるんですね。
PC版ではおまけシナリオの半分はエロシーンでしたが、
PS2版では当然変わっていて、3つを除いて全て新作でした。
本編では有り得ない無茶苦茶な設定だったり、
本編を補完するようなその後の物語だったり、
笑いあり、涙ありの素敵なショートストーリーが楽しめます。
個人的にはPC版で好きだった、フィーナとミアの入れ替わりの話が
あったのがかなり嬉しかったです。(笑)
最後に、タイトルにフルコンプと書かなかった理由は、
何故かまだCG鑑賞で100%になってないんですよ。
PC版は全部1回ずつ終わった時点で全て揃ったと思ったんですが、
どこかで取り逃しているのがあるようです。
CGが100%にならないとフルコンプした気になれないんですよね。(^^;
100%になるまでは何度でもやり直そうと思ってますよ。
ええ、それぐらい好きな作品ですからね。(^^)