今週の「週刊スタパトロニクスMobile」を読んで、ウグッ!ってなった。
ソニーのHi-MDウォークマン、MZ-RH1の話。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/stapa/29128.html
何に対してウグッ!ってなったかと言えば、
このMDウォークマンをPCにUSBで接続すると、MDに入っている音楽データを
デジタルデータのまま、WAVEファイルとして吸い出せる、という点。
WAVEファイルとして吸い出せれば、その後はMP3にするのも自由自在。
ちょっ、マジですか!?
あれほど著作権管理にうるさかったソニーが、
遂にここまで規制緩和してきたんですか、驚きましたね。
まあ、著作権管理や独自規格にこだわりすぎたせいで、
iPodにしてやられた訳ですがね。
実はうちには、まだ大量のMDメディアが残っている。
中身は、10年ぐらい前のアニソン系の音楽。
処分出来ない理由は、元ソースが残っていないから。
当時はまだ、CDレンタルを多用してて、MDにのみ残っているんですね。
だが、これらをデジタルデータとして吸い出せるとしたら、
そのままCDに焼くのも良し、MP3にしてサーバに保存するのも良し。
即ち、懸案だったMDを処分出来る訳なんですよ!
そして、アニソンより何よりも保存しておきたい私の宝物の1つ。
それが、「マッコウ・春菜のまるみえねっと」の録音データ。
私が今の会社に転職する前なので、かれこれ9年近く前の話。
日本初の本格的インターネット生放送番組として、
大手プロバイダのDTIが放送していたインターネットラジオ。
TWO-FIVEのドン・マッコウさんと、声優の池澤春菜さんがパーソナリティで、
当時文化放送のディレクターだった、おたっきぃ佐々木氏と、
怪傑のーてんきこと、ガイナックスの武田氏がレギュラーで、
毎回、声優さんのゲストが登場していた。
何より凄かったのは、CU-SeeMeというソフトを使って、
スタジオからの映像が送られてきて、更に、チャットも出来たこと。
生放送の番組ということで、こちらがチャットで発言すると、
何と、スタジオ側がそれに対して反応してくれるのである。
9年前と言えば、まだADSLすら登場していない、ISDNの時代。
これは恐ろしく画期的なことであり、私はとにかく番組にハマりまくった。
だって、ドン・マッコウさんや池澤春菜さんが気軽に答えてくれるんだよ、
普通じゃ考えられないじゃないですか! 興奮しますよ、これは! (^^)
「たむりん」という名前が何度登場するか分からない、
しかも1度電話で番組に出演までしてしまったという、
貴重な番組の録音データが吸い出せるならば、
このHi-MDプレイヤーを買う価値があるんではないかと思う訳ですよ。
追記。
当時のInternet Watchによると、番組開始は1997年4月3日らしい。
本当に丸9年前の話だ。(笑)
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/970324/karaoke.htm