今回、ノートPCを選ぶ際に、1点だけこだわってみました。
それは…。
3840×2160ドット! 即ち、4K液晶!
テレビですら、まだ4K化してないのにね。(^^;
これのせいで、必然的に高スペックになって、値段も高くついたのでした。
中古だったので何とか買えましたが、新品だと手が出ないでしょう。
スマホでも、日本初のフルHD液晶搭載のHTC J butterflyを買ったり、
日本初のWQHD液晶搭載のisai FLを買ったりする私は、
どうも高解像度液晶に憧れがあるみたいなんですよね。(^^;
一度は4Kの環境を体験してみたいと思っていたので、飛びついてしまいました。
実際にWindows10を起動してみると、どうにも画面が広くない。
何故だろう、と思っていろいろ設定を調べてみたところ…。
どうやらデフォルトでスケーリングが250%に設定されていた模様。
3840×2160ドットで250%だから、1536×864ドット相当。
なるほど、そりゃ広くない訳だわ。(^^;
かと言って、スケーリングを下げすぎても小さくなりすぎて字が読めない。
試しに100%表示させてみたところ、以下のような状態になる。
無理ゲーすぎる。wwwwww
15インチのモニターでこのサイズで表示されてもどうにもならない。
結局のところ、スケーリング200%が一番無難な設定に感じた。
200%ということは、1920×1080ドット相当。即ち、フルHD相当。
それじゃあ、今までと同じやんけ! というのが結末。(^^;
もちろん、画像の表示や4K動画を再生させてみたりしたら、超絶綺麗。
でもそれだけの為に高い値段を払う価値があるかと言われると、答えに困る。
4Kならではの問題点も見えてきた。
スケーリングに対応したアプリ、例えばブラウザのGoogle Chromeなどは、
レイアウトも崩れず拡大表示される上、文字も高精細化されて非常にキレイ。
だが、スケーリング非対応のアプリ、例えば隣に表示しているTwitterクライアントなどは、
200%表示だと実際の1ドットが縦横2ドットずつ、4ドットを使って表示されるので、
非常にぼやけた表示になってしまう。
液晶モニタで解像度を下げて表示するとぼやけるのと同じ仕組み。
しかも困ったことに、スケーリングに対応したアプリの方が少ないのが現状。
下手すればWindows10自身も、デバイスマネージャなどはぼやけて表示される。
マイクロソフトが高精細環境にいかに無頓着なのかが分かる。
そもそも、Androidなどではスケーリング対応は当たり前に実装されている訳で。
WQHD(2560×1440)液晶のスマホでも、HD(1280×720)液晶のスマホでも、
同じアプリだと大体同じようなレイアウトで表示されるのが当たり前。
それを考えると、Windows10が遅れてると言わざるを得ない。
まあ、次の大型アップデートで対応されるという話もあるみたいですし、
そのうち解決される問題なのかも知れませんが、現状はフルHDが無難なのかも。
32インチぐらいのサイズになると、また話は別なのかもしれませんけどね。
今回のノートPCは15インチですからね、4Kはオーバースペックです。(^^;