日本全国、ほとんどのイベントが中止になろうとしている。
開催場所が首都圏であれば当然開催は難しいだろうし、
主催者が首都圏の会社・個人であっても今は動けないだろう。
出演者が首都圏に在住している場合でも同様。
でも日本橋ストリートフェスタ2011の開催中止はちょっと疑問だった。
どうして大阪の自治体が主催の、大阪で行われるイベントが中止になるのか。
むしろ、今だからこそ、イベントを開催して消費を促す必要があるのではないか。
「第7回日本橋ストリートフェスタ2011」の開催につきまして、去る3月11日に発生いたしました“東北地方太平洋沖地震”の発生に鑑み、大阪市を含めた「日本橋ストリートフェスタ実行委員会」並びに、大阪府警及び関係機関と検討いたしました結果、第7回開催につきましては誠に残念ではございますが、開催を中止させていただくこととなりました。
開催中止に関しましては、
①我が国の歴史上未だ経験したことのない未曾有の災害が発生したこと
②現在も被害規模が拡大していること
③原子力発電所の事故も予断を許さない状況であること
④被災地への人道的配慮
などといった点を憂慮すると同時に、「日本橋ストリートフェスタ」は20万人を超える来場者が予想される大阪でも有数のイベントであり、その規模の大きさや社会的影響力も併せ、総合的に判断した結果、中止させていただくこととなりました。
開催にあたりましては、約1年にわたる長期の準備期間と数多くの関係企業・団体、商店街加盟各店舗の皆様に並々ならぬご協力を賜り、開催まで残りわずかというところでございましたが、先にも述べさせていただきました通り、国家非常時ともいえるこの折りにイベントを開催することは望ましくないという判断でイベント中止を決断させていただきました。
なるほど、あまりに規模の大きなイベントは影響力も大きいということか。
文章からは、相当に苦渋の決断だったことが読み取れる。
ここまで詳細に理由と経緯を書かれたら、それ以上はもう何も言えない。
本来であれば、こういう状況下だからこそ、無事だった地域は率先して、
経済を動かしていかないといけないだけに、中止というのは残念ですね。